【世界一周旅】長期海外旅行の準備と計画!やるべきこと15選全部まとめ

こんにちは。10月より世界一周旅を開始する
うんまほふうふ(@unmahofufu)です。この記事では世界一周旅に出る前にやるべき準備と計画についてまとめます。

長期の旅行、しかも海外旅行になるので、無計画で行くといろいろと困ることが出てきたり、せっかくの時間を無駄にしてしまう恐れがあります。

そこで、今回は世界一周旅行を充実した最高の旅にするために出国前にするべきことを説明していきます。

最後まで読めば、世界一周前にすべきことが理解でき、出発準備が万全になるはずです!

この記事で分かること
  • 旅の計画「まずは、何からしたらいいのか」
  • 旅の準備「何が必要なのか」
  • 旅の準備「どんな手続きが必要か」
目次

準備期間は3ヶ月〜半年!

世界一周旅の準備には、できる限り早く動き始めることをおすすめします!海外旅行のため、当然パスポートの発行が必要ですし、各種手続きには数週間かかるものもあるので計画的に。3ヶ月〜半年の準備期間があれば安心です♡

やること一覧
  • 行きたい国・旅ルートを考える
  • 旅の予算・期間を決める
  • パスポートをつくる/更新する
  • 航空券の手配をする
  • 予防接種を受ける
  • 海外行く前に歯医者へ
  • 家の解約と郵便転送手続きをする
  • スマホの契約を見直す
  • 海外でのネット環境を準備する
  • ビザの発行をする
  • 海外旅行保険に加入する
  • 国際免許証の発行をする
  • 海外転出届を提出する(1年以上旅するなら)
  • マイカー手続きを済ませる(車税・車検・自動車保険)
  • その他、やっておくと良いこと(英語・スペイン語を勉強する、ブログに慣れておく)

ザッと時系列に記すとこんな流れで進めるイメージです!

では、さっそく一つずつやることを確認していきます!

行きたい国・旅ルートを考える …1

せっかく時間とお金をかけて旅をするのであれば、充実した旅にしたいですよね!そのためには、事前に「世界一周旅の流れがイメージできているか」という点が非常に重要です。

最低でも、絶対に行きたい国やその優先順位をつけておくと、手続きや資金調達など事前準備しやすいです!

まずは旅のテーマ・絶対やりたいことを決める

旅行を進めながら観光する国を決めるのも良いのですが、いざ訪れようと思ったら観光に適した時期でなかったり、移動手段の確保が難しいこともあります。そのため、これだけは実現したいことや大まかな旅のテーマを決めておくと、旅の計画が進めやすくなります!

例えば…
  • 世界の絶景を見てまわりたい
  • 本場のトルコ料理が食べたい
  • 全部の大陸を制覇したい
  • アメリカのブロードウェイに行きたい

など、世界一周の旅にはいろんな目的・楽しみ方があると思います。

ちなみに私たちは、さまざまな文化を体感できる『世界各国のお祭り』に参加するというのがやりたいことの一つです。

このお祭りに行けたらいいなぁ…
  • タイ:コムローイ祭り(11月中旬)
  • ベネチア:仮面祭り(2月)
  • スイス:バーゼルカーニバル(3月)
まほ

このように、やりたいことが明確にあると準備がしやすいはずです♩

いきたい国リストをつくる

訪れる順番は一旦置いといて、行きたい国や観光地を書き出してみます。世界一周している人のブログや、るるぶなどの観光本はすごく参考になります。

大切なのは、予算や旅行の期間などは気にせず思いつく限り書き出してみることです!計画を進める中うちに、候補は絞られていくので問題ないです♩

大変な作業ですが、考える過程で新たな発見があったりして面白いかも♡

私たちは「全大陸行けるとしたらどこに行きたいかな〜」と考えながらリストアップしてみたら、50ヵ国くらい出てきました。多いのかな?皆さんはどうですか?

そして、このタイミングで行きたい国の優先順位をつけておくと後々ラクになります!

旅ルートは西回り?それとも東回り?

行きたい国を書き出せたら、どんなルートで旅をするのか考えてみましょう。

世界一周には、ほとんどの人が利用する定番ルートというものがあり、西回りまたは東回りのどちらかを選択して旅しています

「西回り」は日本からアジアへ渡りそこから西方面に、「東回り」は日本からアメリカへ渡りそこから東方面に向かうルートのこと!

※オセアニア圏はルートに組まない人が多いです!

一般的には、西回りの方がハードルが低いとされています。参考までに、各ルートのメリット・デメリットと言われるポイントをまとめてみました。

西回りにすると…
  • 身近なアジア圏から回るので旅慣れしやすい
  • タイで予防接種を受けられる(日本で打つより格安)
  • 英語を勉強してから本場アメリカに挑める
  • 旅の前半はこまめに移動するから時差による疲れは少ない
  • 何より経験者が多く、情報がたくさん
  • 後半に物価が高い国が続くので前半に資金を使いすぎないことが重要(資金繰りは要計画)
東回りにすると…
  • 資金が豊富な状態でお金がかかる北米や南米を楽しめる(資金繰りは要計画)
  • 西回りの人が多いので、出会った旅人からいろんな情報をもらえる
  • 身近なアジアが最後なので、最悪は飛ばして帰国後にアジアだけリベンジという手もあり
  • 時差があるので、オンラインで仕事をしながらという人は旅との両立が大変かも
  • 世界一周の最難関と言われる南米(英語通じないし治安も悪い)が序盤にくるので旅慣れしている人向け

この西回りルートと東回りルートを頭に入れた上で、自分の旅ルートを検討してみてください。どちらが正解というのはないです!

旅ルートの決め手としておすすめなのは、行きたい国のベストシーズンです!これを押さえることで、旅をする時期や順番も自ずと明確になってきます。

リストアップした国にいつ行きたいかがはっきりしてくると、旅ルートも見えてくるのではないでしょうか?

ベストシーズンの調査ポイント
  • 見たい景色がある! →季節はいつがいいのか
  • 参加したいイベントがある! →日程はいつなのか
まほ

ベストシーズンがバッティングしてしまった…。なんて時は、行きたい国の優先順位を考慮したり、考え直してみます

旅の予算・期間を決める …2

バックパッカーとして、世界一周旅を約1年間した場合の相場は150〜200万円半年なら80〜100万円)とされています。旅の期間が長いほど時間に余裕を持てることから、公共交通機関をうまく利用できたり、安い航空券を入手できたり計画的に節約できるからといえます!

2人旅をする場合にも、宿に安く泊まれたり、食費を抑えられたりなどの節約もできると思います!

うんちゃん

あくまで旅の予算や期間を決める目安として参考にしてください♩

旅プランをもとに、予算と期間を決める

予算に大きく影響するのは、どのエリアに長く滞在するかという点になります。当然、物価が高い地域に長く滞在すれば費用も嵩みます。

外食はほどほどに、現地食材を調達して自炊を心がければ食費は十分に抑えることが可能です。目安として、地域ごとの滞在費をまとめてみました。宿泊場所は、主にドミトリー滞在をイメージしています。

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エリア
(1日あたりの目安)
宿泊費食費
(外食計算)
メモ
東南アジア
(タイ、ベトナム…)
1,500~2,000円〜700円・1食当たり200円ほど
中央アジア
(ウズベキスタン…)
3,500円〜〜2,000円
中東
(アラブ、イスラエル…)
5,000円~1万円〜3,000円・ドミトリーはあんまりなく宿泊費が高め
ヨーロッパ8,000円~5,000円〜・食費は自炊頻度次第で削減!
・観光費が高くつく
アフリカ2,000円〜〜1,000円・安全のため、移動費やツアー費も必要
南米3,000円~5,000円〜3,000円・安全のため、移動費やツアー費も必要(主にバス移動)
・観光費が高くつく
中南米
(キューバ…)
〜5,000円〜3,000円・ヨーロッパ系の飲食店は値段高い
北米6,000円~5,000円〜・食費は自炊頻度次第で削減!
オセアニア
(オーストラリア…)
8,000円~5,000円〜・食費は自炊頻度次第で削減!
※オセアニア圏はルートに組まない人が多いです!

例えば、東南アジアで過ごすにはそこまで予算が必要なく、一方でヨーロッパでの節約には工夫が求められるという感じです。

このように、現地での滞在費にあたる宿泊料金・食費をいかに安く抑えられるかで予算はずいぶん変わってきます!

一般的な世界一周旅費の内訳(1年間)としては…

  • 移動費用(航空券含む):50万円〜
  • 宿泊費:50万円〜
  • 食費:30万円〜
  • 観光費:10万円〜
  • その他(ネット環境):3万円〜

どのエリア・国にどれくらいの期間滞在するのか、観光地はたくさん巡るのかなど旅のカタチ次第なところも大きいですね!

うんちゃん

予算に合わせて旅の期間を決めましょう!

出発日を決める!

3ヶ月〜半年の準備期間を経て、旅に出るのが理想的です!

出発日が固まれば、そこまでの期間をどのように使うかザッと計画を立てておくと、ベストです♩

  • バイトをして貯金を増やす
  • 英語を勉強する
  • 写真を撮る練習をする
  • 観光地巡りの計画を入念に組む
  • オンラインで仕事ができるようにスキルをつける
  • ブログを始める

などなど、出発までに取り組めることはたくさんありそうですね!!

パスポート更新と航空券の手配をする …3~4

海外旅行するなら大前提な事項ですが、案外見逃しがちなパスポート更新です。

パスポートの有効期限を確認する

パスポートの有効期限は当然のことながら、期限が残っていても残日数によっては渡航できない国もあります。

必要な残存有効期間の事例として・・・
▶︎アメリカ … 入国時に残日数3ヶ月以上
▶︎フランス・ドイツなど … 出国時に残日数3ヶ月以上
▶︎台湾 … 帰国時まで有効ならOK
▶︎タイ・ベトナムなど … 入国時に残日数6ヶ月以上
▶︎ペルー … 入国時に残日数6ヶ月以上

まほ

このように国によってバラバラですが、半年以上残っていれば安心ですね!

パスポート交付までの期間は、最短でも1週間程度かかるので余裕をもって更新しましょう。

航空券の手配は出発3ヶ月前までに済ませる

航空券の価格は、購入タイミングによって変動があるのをご存知でしょうか?

「では、いつまでに買えば一番安いの?」

実は、これについても明確な答えはないのです。航空会社によっても方針はさまざまですし、需要の増減によってもチケットの価格は変わってきます。

そこで、おすすめなのは早い時期からこまめに航空券代をチェックすることです。

いろんな方の経験談をもとに得た情報によると、最初の目的地までの航空券は、出発3ヶ月前までに済ませておくのがベストなようです!

予防接種を受ける …5

イエローカードのイメージ図 (出典:厚生労働省検疫所FORTH )

海外渡航時に感染症から自分の身を守るためなのはもちろん、入国時などに予防接種を要求する国や地域もあることをご存知でしょうか。

感染症が流行している国への入国時や他の流行国から入るときなどに予防接種証明書(別名:イエローカード)の提示を求められる国があります。日本にいる時よりも感染リスクが高い病気というのは数多く存在しているとご認識ください。

まほ

旅を楽しめるのも、健康なカラダあってこそ!!

予防できる病気・感染症は限られるものの、ワクチンを接種することで重症化のリスクを下げることに繋がります!

トラベルワクチンの種類まとめ

必要な予防接種は、渡航先や渡航期間、年齢、健康状態、予防接種歴などによってさまざまです。ここでは、主なトラベルワクチンをまとめました!

間隔を開けて数回接種すべき種類もあるので、出発3か月以上前からトラベルクリニックなど海外渡航を想定した診断をしてくれる医療機関でワクチンの種類と接種日程の相談をしましょう!

楽しい旅にするためにも避けられる危険への対策や、無理のないスケジュールを心がけることが大切ですね♩

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予防できる病気注意すべき渡航先接種回数接種期間
A型肝炎アジア
アフリカ
中南米
2回0,5~6ヶ月目
B型肝炎世界各地3回0,1,5~6ヶ月目
日本脳炎アジア1回 ※※小児時に接種している場合
髄膜炎菌世界各地1回
風疹世界各地1回
麻疹(はしか)世界各地
ポリオ中東
アフリカ
1回
狂犬病アジア
アフリカ
中南米
2回1, 2週目
破傷風世界各地1回
ジフテリア世界各地1回
百日咳世界各地1回
黄熱病アフリカ
中南米
1回
腸チフスインド1回
うんちゃん

海外旅行では時差や気候の違いなどから、気づかないうちに多くのストレスを受けることになります。海外に慣れているから…と軽視しないこと!

海外行く前に歯医者へ …6

海外に飛ぶ前に歯医者で検診・治療を受けるべき」と言われています。それは、海外での歯科治療は、医療全般に同じく治療費が高額になることが多いためです。それがたった一つの虫歯を治すためだったとしても。

(いろんな方のブログを見ていたら、小さな虫歯の治療だけで20万円と言われた人もいました…。)

一般的に、世界一周旅をする人は海外旅行保険に加入することになりますが、補償される項目に歯科治療は含まれていないことがほとんどです。

しかも、歯科治療の補償を付けた場合(保険料めちゃ高い)でも、治療費の全額が補償されるわけではなく、かかった費用の50%のみが補償される場合が多いんです。

まほ

ひどいケースだと、日本で治療した場合の費用に換算しての補償金額とされることもあるのだとか。補償金額はあまり期待できないですね…。

心から旅を楽しむためにも、必ず一度は歯医者さんで検診をしておきましょう!

家を出る準備をはじめる …7

これは、旅の関係で契約している賃貸の解約を考えている場合の話です。

直前のトラブルなどをなくすためにも前もって計画的に解約準備や引っ越し準備を済ませておきましょう。家具などを処分する場合にも余裕があるのに越したことはないですよね!

うんちゃん

数ヶ月かかりますが、メルカリを駆使すればほとんどの家具が売れます!ぜひ旅の資金に!(ガチ経験談)

そして、賃貸解約に伴って郵便の転居転送申し込みが必要になりますのでお忘れなく!インターネットからも申し込み可能です。

ちなみに、私たちはすでに車で生活しながら日本中を旅していました!旅でのたくさんの出会いをきっかけに世界を巡りたいと思い、日本一周を中断してこの度は挑戦することにしました♡

まほ

Youtubeもよろしくお願いします♡

スマホ・ネット環境の準備をする …8~9

海外でしばらく生活することになるので、スマホプランの見直し国外でのネット環境について考えておきましょう!

現状のスマホプランはどうするべき?

結論から言うと、海外旅に向けてスマホプランは見直すべきです!

確かに、「国際ローミング」によりデータ通信・通話を他の国でも同様に行えたり、「テザリング」によるスマホのデータ通信を他の機器に共有するという方法はあります。

いずれも設定を有効化すれば多くのキャリアで可能な機能ですが、一般的には高額な追加料金がかかってしまいます。そのため、おすすめできません!!

海外に滞在する期間にもよりますが、長い場合には格安キャリアに乗り換えて、最安のプランで電話番号のみ保管しておくことをおすすめします。

そのようなプランを契約では毎月500円前後の料金で電話番号を保管しておき、帰国したら引き続き同じ電話番号を使用することができます。電話番号を紐づけて登録をしているサービスなどの情報変更などを一斉にする面倒な手間が省けます。

まほ

参考までに、私たちは9ヶ月の旅なのでちょっと節約くらいの気持ちで、契約するeSIMの最安プランに変更しました。(HISモバイル990円と楽天モバイル990円です)

ネット環境はぶっちゃけ何がおトク?

海外旅行で利用者が多いインターネット通信方法は…

▶️ポケットWiFi
▶️現地のSIMカード
▶️eSIM
▶️現地のフリーWiFi

ポケットWiFiは、コスパがあまり良くないのと、何よりスマホ以外にWiFiそのものも随時充電をしないといけないという欠点が。現地のSIMカードは、物理的な初期手続きの手間さえあるものの、慣れれば問題ないという人も多いです!eSIMは、前者の電子版なので手続きが全てオンラインで完結するのが一番の違いです。フリーWiFiは公共機関などの無料WiFiなのでそれは都度利用するとしても、通信方法として確実性なものが欲しければ他の方法も検討が必要と言えます!

結果として最も汎用性が高く、コスト的にもおすすめなのはeSIMです!

ここで、eSIM(電子)とSIMカード(現物あり)のそれぞれの特徴を見てみましょう。

eSIMの特徴
  • 物理的にSIMカードを入れ替える必要なし
  • 回線手続きは全てオンライン上で完結
    →空港に着いたらすぐネットを使える
  • コスパも比較的良い
  • 対応端末でなければそもそも使えない
現地SIMカードの特徴
  • 現地でSIMカードを買う必要あり
    (少し高価だがAmazonでも購入可能国あり)
  • 自分で回線手続きをする必要がある
    →渡航国・地域が多いとめんどくさい
  • 小さいので紛失リスクがある
  • でも、空港などで安くて大容量のものをゲットできる場合も多い

こんな感じで双方のメリット・デメリットを加味して検討してみてください♩

うんちゃん

物理的にカードとしての形があるか無いかの違いであって、原理はどちらのSIMカードも同じです!自分がやりやすい方を選ぶと良いでしょう◎

まほ

私たちは、世界133カ国で使えるHOLAFLYのeSIMにしました!

海外生活のための手続きをする …10~12

海外でいろんな国を回る上で注意すべき点は「渡航ルールを守ること」「各国の情勢を知ること」「身の安全を守ること」などさまざまです。出発前にできる手続きは済ませ、旅中にも身の安全を守るための最新の情報収集などは決して怠らないようにしましょう!

外務省から最新の安全情報を日本語で受信できる「旅レジ」は登録必須!

ビザの発行をする

日本のパスポートは、190ヶ国超えの地域にビザや電子渡航認証システムの取得なしで入国できるというほど優れています。

それでも、国によっては渡航時にビザの発行が必要です。旅の途中で訪れるであろう国がこれに該当するかどうかは出発前に必ず確認しておきましょう!

ビザ・電子渡航認証システム申請が必要な国の詳細は、日本橋夢屋という旅行代理店の『ビザ要否一覧(日本国籍)』が分かりやすくまとめてくれています。

うんちゃん

渡航者が多い国でいうと、以下の国は短期滞在であってもビザやeTAの取得必須だよー!

⚫︎インド
⚫︎カンボジア
⚫︎中国
⚫︎ケニア(eTA)
⚫︎マダガスカル
⚫︎アメリカ(ESTA)

ちなみに、ヨーロッパの一部地域(というかほとんど)では、29ヶ国でシェンゲン協定というものが結ばれていて、シェンゲン協定加盟国同士では自由な国家間移動が認められています!シェンゲン協定国のうち一つの国で発給されたビザを所有すれば、短期間での観光が自由にできるということも覚えておこう♩

ビザの取得には、数週間の時間を要する場合もあるため、早めに各大使館の公式サイトからWeb申請をしましょう!

保険に加入する:クレカ付帯海外旅行保障とは?

長期の海外旅行を計画する人が安心して旅をするためには、海外旅行保険は絶対に加入すべきです!日本のように国民保険証で負担額が3割なるというような仕組みは海外にはないので、治療費などはかなり高額です。

そのリスクをカバーする方法の選択肢として、クレジットカードの付帯海外旅行保障を利用するという手があるのをご存知でしょうか?

一部のクレジットカードには、このように治療などの費用を保障してくれる制度があります。私たちも利用するおすすめのカードはこちらです。

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保障内容楽天プレミアムエポスGoldMariott Bonvey AMEX
プレミアム (MBA)
利用条件利用付帯
(出国前のみ)
利用付帯
(出国前or後)
利用付帯
(出国前のみ)
適用期間出国翌日〜90日出国翌日〜90日出国翌日〜90日
傷害死亡・後遺傷害5,000万円
/最高額
5,000万円
/最高額
1億円
(家族1,000万円)
傷害治療費用300万円
/1回限度額
300万円
/1回限度額
300万円
(家族200万円)
疾病治療費用300万円
/1回限度額
300万円
/1回限度額
300万円
(家族200万円)
賠償責任(免責なし)3,000万円
/1回限度額
5,000万円
/1回限度額
4,000万円
(家族4,000万円)
救援者費用200万円
/1旅行限度額
100万円
/1旅行限度額
400万円
(家族300万円)
携行品損害(免責3,000円)50万円
/1旅行限度額
/1品あたり10万円
50万円
/1旅行限度額
/1品あたり10万円
50万円
(家族50万円)

携行品損害の対象外となるもの(例)
通貨、小切手、株券、手形その他の有価証券、印紙、切手、預金証書、クレジットカード、運転免許証、定期券、図面、設計書、帳簿、各種書類、船舶、自動車、義歯、コンタクトレンズ

パスポートの盗難による損害など、例外として再発行手続きなど一部費用を保障してもらえるケースも◎

適用期間は90日以内のことが多いので、3ヶ月まではクレカでカバーして、4ヶ月目からは保険に加入するという選択肢も検討してみてくださいね♪

保険に加入する:海外旅行おすすめの保険

保険に関してはさまざまなものがあるので一概にもどれがベストとは言い難いです。

ただ、一般的には日本の保険会社は保障内容が手厚い分お値段もそれなりにします。一方で、日本人でも入れる海外の保険会社のプランは英語で対応しないといけないなど少しハードルはありますが、日本製より安価なプランが多いです。

まほ

私たちは、海外の保険会社のプランを選択したので、比較してみてこれらの会社のプランが良さそうだというものを挙げておきます。

⚫︎Allianz
⚫︎グローブパートナー(Allianzのグループ会社)
⚫︎Safetywing

この中で、グローブパートナー社の日本以外の国全部をカバーする9ヶ月間プランに加入しました。段は513ユーロ(加入時レート:85,000円)/人です。

携行品はカバーされないのですが、私たちが最も気になるポイントは病気・ケガなので、しょうがないと考えることにしました。

ちなみに、グローブパートナーのプランはクレジットカードの海外保険と併用できるので、最初の3ヶ月はクレカ保険と併用して携行品をカバー予定!

国際免許証の発行をする

旅先でレンタカーを利用する計画があれば、必要になるのが国外運転免許証です。主要国の多くで有効な免許証ですので、自由のきく車旅をするかもと考えている方は持っておいて損なしですよ♡

例えば、こんな国で運転できるようになる!

⚫︎アジア〜中東〜オセアニア圏
フィリピン、インド、タイ、シンガポール、カンボジア、ラオス、大韓民国、トルコ、イスラエル、アラブ首長国連邦、オーストラリア、ニュージーランド…

⚫︎ヨーロッパ圏
イギリス、フランス、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、オランダ、イタリア、ロシア、スペイン、ポルトガル、オーストリア、ベルギー、ポーランド、アイルランド、ハンガリー、チェコ、北欧各国…

⚫︎アフリカ圏
南アフリカ、中央アフリカ、エジプト、モロッコ、ボツワナ、コンゴ民主共和国、コンゴ共和国、レソト、マダガスカル、マラウイ、ルワンダ、ウガンダ、ジンバブエ、ナミビア…

⚫︎アメリカ圏
アメリカ、カナダ、キューバ、ドミニカ共和国、ジャマイカ、エクアドル、アルゼンチン、ペルー、チリ…

日本の有効な運転免許証、顔写真、パスポートを警察署or免許センターに持参し、手数料2,350円を支払えば発行可能です。

免許センターは即日交付のところが多いようですが、警察署だと約2週間あけて後日交付となるケースが多いようなので、計画的に申請しましょう◎

まほ

実際にハワイやオーストラリアで運転したことあるけど、日本より道路幅が広くて運転しやすかった〜!

税金関連の手続きをする …13~14

海外で長期旅をする場合に忘れてはならないことの一つが税金手続き!日本国民が支払う所得税、住民税、国民健康保険、国民年金、車税がこの手続きに関与する主な対象です。

所得税の確定申告について・・

世界一周旅の前に稼いだ分の所得税は確定申告が必須です。

  • 後述する海外転出届を提出する場合には「出発前に期間外確定申告する」or「納税管理人(代理人)による届出書の書面提出をする」以外の選択肢なし!
  • 海外転出届を提出しなければ、出発前に期間外確定申告する」or「海外先からのe-tax申請も可能」に!
まほ

ちなみに出国後にも所得が発生するなら、出発前の期間外確定申告は無理ですね….

海外転出届を提出する

必要な公的手続きとして挙げられることといえば、海外転出届です。これは、国内で引越しするときに提出する転出届けの海外転居バージョンです。転出先を海外にするため、住民票がなくなります!

1年以上海外に転出する場合は、必ずこの転出届を提出しないといけません。ただ、1年未満であれば、海外転出届を出さずに長期海外旅行も可能です

ここで、海外転出届を提出する場合に起きるメリット・デメリットを見ておきましょう。

メリット
  • 住民税(所得の10%)の支払い義務がなくなる(1/1に転出している場合)
  • 国民健康保険料(所得の10%)の支払い義務がなくなる
  • 国民年金(月額16,590円)の支払いが任意になる
デメリット
  • 一時帰国した時など、日本国民としてのサービスを受けられなくなる(住所不定者のため)
  • 国民健康保険に加入できない
  • 国民年金の未納期間が発生し、将来もらえる金額が減額される(追納は可能)
  • 国民年金の資格喪失期間内に病気やけがをして障害を負ってしまったとしても、障害基礎年金を請求できない
  • 証券口座を閉じなくてはいけないことが多い
  • 一部の銀行でも口座を維持できなくなる

転出届を出さずに長期海外旅行すると日本にいない期間も税金などを払い続ける必要があるのですが、住民票を抜くことによるデメリットも生じます。1年未満の旅であれば、メリットデメリットを比較して考えることが大事です!

まほ

ちなみに私たちは旅の期間が9か月予定で選択できたのですが、海外転出届を出さずに出国しました税金の支払いよりも、海外での予期せぬ事故や病気によるリスクの方が大きいと考えたからです

提出する場合は、マイナンバーカードさえあれば手続きが可能です。役所で転出届に記入すれば窓口で簡単に手続きできます。

マイカー手続きを済ませる

マイカーを所持している場合、海外にいる期間の「車どうする?」問題が発生しますよね。主なマイカーの対応4つについて説明していきます!

マイカーの選択肢①
  • そのまま保管する

この場合、現状と変わらず自動車税や駐車場などの固定費は発生し続けますが、その負担さえ気にならなければ手続きも不要なのでOKですね。

海外での滞在期間が短かったり、駐車場代がそもそも安いのならそのままが案外ベストかもしれませんね!

マイカーの選択肢②
  • 一時登録抹消手続きをして保管する

これは、車を一時的に廃車扱いにするという手続きなので自動車税は掛からなくなりますが、車を動かすことはできなくなります。

一時登録抹消手続きに加え、車両保険の解約をします。また、いわゆる廃車状態なので、帰国後に再び乗る時には車検を通す必要があるので注意!

マイカーの選択肢③
  • 海外に連れて行く

なかなかハードルが高いですが、海外に連れて行くのも手です。海外に車を送る時には輸入扱いなので関税とそれに伴う手続きが必要になります!

マイカーの選択肢③
  • 売却するor人に貸す

車種によってはリセールが良い車もあります。売却をして旅の資金にするなども選択肢の一つですね!

人に貸すならば、車検証の名義変更や任意保険の登録変更が必要になるので計画的に手続きをしましょう♪

ほとんどの場合は、選択肢①か②を選ぶことが多いかと思います!

うんちゃん

僕たちは軽貨物車(税金/年5,000円)、且つ駐車場に余裕がある実家に置かせてもらうことができたので選択肢①にしました!

その他やっておくと良いこと …15

ここからはおまけですが、やっておくと海外旅が少しラクになることをご紹介します!

英語とスペイン語の勉強を頑張る

やはり、海外での滞在時に一番ストレスになるのが言語の壁と言えるでしょう。。。

旅をする国によると思いますが、全世界共通の英語はもちろんのこと、ヨーロッパや中南米・南米まで回ろうと思うとスペイン語しか通じない国もあるというのもよく聞きます。

まほ

人生で幾度とない長旅になるので、うんちゃんは英語、私はスペイン語の単語帳と数ヶ月は睨めっこしました…!

とはいえ、言葉の壁はあってもコミュニケーションの取り方はいくらでもあると思います♪

現地の人と会話をして、もっと旅を楽しみたいという方は勉強をするなり、短期留学で習得するなり、さまざまな方法で乗り越えましょう♡

ブログを始める

世界一周の旅では、想像以上に刺激ある日々を送ることになるはずです。

せっかくなら旅の中で想ったことや感じたことを書き綴っておくと、振り返るときに余韻に浸れると思います!私たちはブログもたくさんアップする予定です♪

まほ

WordPressなどガチガチのブログじゃなくても、noteなど手軽にかけるコンテンツはいろいろありますよ♡

まとめ

そんなこんなで、世界一周旅の前にやるべきこと、やっておくと良いことを一挙まとめました!

これが全てではないですが、私たちがやったことを中心にまとめているので参考にしてみてください♪

やること一覧
  • 行きたい国・旅ルートを考える
  • 旅の予算・期間を決める
  • パスポートをつくる/更新する
  • 航空券の手配をする
  • 予防接種を受ける
  • 海外行く前に歯医者へ
  • 家の解約と郵便転送手続きをする
  • スマホの契約を見直す
  • 海外でのネット環境を準備する
  • ビザの発行をする
  • 海外旅行保険に加入する
  • 国際免許証の発行をする
  • 海外転出届を提出する(1年以上旅するなら)
  • マイカー手続きを済ませる(車税・車検・自動車保険)
  • その他、やっておくと良いこと(英語・スペイン語を勉強する、ブログに慣れておく)

こうして並べると多いように見えますが、どれも同じくらい大事なことばかりですので、気合いで一つずつクリアしていきましょう!

まずはなんとなくでも、スケジュール感を書き出してみることから始めるのがおすすめです!

私たちは、世界一周旅をしながら、各地の様子や、体験ブログを書き続けていきます!ぜひ、そちらもチェックしてくださるとめちゃくちゃ嬉しいです♡

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