こんにちは!
うんまほふうふ(@unmahofufu)です。
キャンプや車中泊であると便利な「ポータブル冷蔵庫」。私たちも最近使い始めて、やはり便利だなと実感しました。
ただ、場合によってはクーラーボックスの方が使い勝手がいいということも…。ポータブル冷蔵庫の種類を理解し、利用シーンを踏まえたうえで、購入を検討する必要がございます。
車載冷蔵庫を使うメリット・デメリットはこちら!
メリット | デメリット |
食材を適切な温度で保管できる 冷凍できたり、保温できたりするものもある 食材の幅が広がる | クーラーボックスよりもサイズが大きい 基本的に電源が必要 機械音が発生する |
正しくポータブル冷蔵庫を選べば、クーラーボックスにはない利便性を実感することができ、より車中泊やキャンプが快適になることは間違いなしです。
今回の記事では、ポータブル冷蔵庫の種類・選び方、実際に使ってみて感じたことについて解説していきます。
- ポータブル冷蔵庫の種類を理解できる
- 選び方のコツがわかる
- レビューを参考にできる
私たちが使用しているポータブル冷蔵庫のレビューも踏まえて、購入の参考にしてくださいね♪
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ポータブル冷蔵庫の種類
まずは、ポータブル冷蔵庫にどのような種類があるのかを給電方法と冷却方法との2つを見ていきましょう!
電源の種類(給電方法)
基本的に、ポータブル冷蔵庫は電源が必要となるので、給電方法の確認が必要です。使用するシーンに応じて、給電方法が異なるのでチェックしましょう。
2WAYタイプが基本
最近のポータブル冷蔵庫は、家庭用コンセントで使用できるAC電源と、車のシガーソケットで給電できるDC電源の2WAYタイプが基本となっています。
※DC電源は、電圧が12V(一般乗用車)と24V(大型トラックやバス)と種類があるので注意が必要
バッテリー内蔵やカセットガス対応の3WAYタイプも
電源が無い場所で使用する場合には、バッテリー内蔵タイプの製品もあります。バッテリー内蔵型でも充電する際には、電源が必要となるので、こちらも給電方法は確認しましょう。
災害時など、電源が使用できない状況でもカセットガスで使用できる製品も、Dometic社から販売されていますよ。
冷却方法
冷却方法によって特徴が異なるので、使用環境や求める性能によって選ぶ商品が変わります。
コンプレッサー式
冷媒をモーターで動かし、気化熱の原理を利用した冷却方法(一般的な家庭用冷蔵庫と同じ冷却方法)。
- 冷却能力が高く、低い温度(冷凍)まで下げることが可能(周囲環境温度の影響を受けにくい)
- 細かい温度設定が可能
- 省エネルギー
- コンプレッサー音がする
ペルチェ式
ペルチェ素子という電子を利用した冷却方法(電流を流すと、熱を吸い上げて放出するという性質を利用して冷蔵庫内を冷やす)。
- コンパクトで省スペース
- 静音性に優れている
- 保冷だけではなく、保温も可能(能力は使用環境により異なる)
- 冷却性能が低く、庫内下限温度は5℃程度
- バッテリーの消耗が早い(冷却に時間がかかる)
アブソープションシステム(アンモニア吸収方式)
冷却ユニットに自然冷媒のアンモニア水溶液と水素を封入し、アンモニアが気化するときに周囲の熱を奪う性質を利用した冷却方法。
- 無振動で超静音(ワインの保管やホテルなどで使用されている)
- 電力以外にもカセットガスで稼働
- 冷却性能は高くない(能力は使用環境により異なる)
ポータブル冷蔵庫の選び方
最近は、さまざまな種類のポータブル冷蔵庫が発売されており、「どれを購入すればいいか分からない」という人もいるでしょう。
上記種類の特徴をもとにここでは、選ぶときのポイントを解説します。
選ぶときのポイント
- 電源/給電方法
- サイズや容量
- 冷却温度
- 使用環境
・どのようなシーンで使うのか
・入れておきたい食材はどのようなものか
用途に合うポータブル冷蔵庫を導入しましょう!
①給電方法
給電方法は、上記で説明したとおりAC/DC電源が基本となります。
- キャンプ場の電源サイトやポータブル電源で使用する場合は、AC電源タイプ
- 車中泊や移動が多い連泊キャンプなどでは、車のシガーソケットから移動中に給電できるDC電源タイプ
最近は、AC/DC電源両方が対応可能というもの多いですが、念のため両方の給電が可能なタイプか確認するようにしましょう。
基本は、AC/DC電源2WAYタイプで、さらに使用シーンの幅を広げたい場合には、3WAYタイプを検討しましょう。
電源サイトでキャンプをしない場合や、ポータブル電源がない状況でも使いたい場合は、内蔵バッテリータイプのものかガスカセットでも使用できるものを選ぶといいです。
災害時など停電した際にも使える、ガスカセットタイプの冷蔵庫は重宝されますね。
我が家は、基本ポータブル電源を使用するので、2WAYタイプのものにしました。内蔵バッテリーの分、本体が大きくなったり重くなったりするのが嫌だったので・・・
②サイズや容量
ポータブル冷蔵庫は、冷却装置の部分があるので、見た目のサイズよりも容量が少ないです。容量だけで選ぶと、思ったよりも大きくて車に積めなかったり、持ち運びができないということも…。
同じ容量でも商品によって、縦・横・高さが異なるので、車内で使用する場合は特に、事前の積載スペース確認が必要です。
また、ペットボトルが縦に入るか?など庫内の形状も確認しておきましょう。
※車内で使用する場合は、コードの差し込み口の場所も確認しておくと良いかもしれません。
③冷却温度
冷却方法によって、対応可能な温度が異なります。
食料や氷などを冷凍保管したい場合には、コンプレッサー式を選びましょう。その他のタイプは、冷凍対応していないため、冷凍が必要な場合は、コンプレッサー式一択になるかと思います。
ペルチェ式は、冷却性能は低いですが保温もできる製品があるので、冬には重宝しそうですね♪
④使用環境
通常のクーラーボックスと同様で、少なからず使用環境温度の影響を受けてしまいます。
夏場の車内や炎天下など、暑い環境で使用する場合は、やはり冷却能力が高く使用環境温度の影響を受けにくいコンプレッサー式がオススメです。
ただ、コンプレッサー式は機械音がするため、車内で寝るときなど気になる可能性も…。
より静かなものがいいという場合には、静音性の優れたペルチェ式やアブソープションシステムをオススメします。
ポータブル冷蔵庫を選ぶ基準となるのは、冷却温度(食材をどこまで冷やしたいか)と使用シーンにおける静音性が重要になってくるかと思います。
”うんまほ使用”のポータブル冷蔵庫を紹介
EVOKE ポータブル冷蔵庫15Lのスペック
基本情報
電源 | DC12V・24V/AC100v~240v |
冷却方法 | コンプレッサー式 |
本体サイズ | 約570×320×260mm |
庫内サイズ | 約350×246×185mm |
容量 | 15L |
設定温度 | -20〜20℃ |
消費電力 | 60W |
材質 | PP(ポリプロピレン) |
外観
正面から見ると、左側にはEVOKEのロゴマーク、右側に冷却装置があります。
上部右側にデジタルパネルがついており、ここで温度調整等を行います。また、USB充電口もあるので、スマートフォンなどの充電も可能です。
コード差し込み口は、冷却装置の側面にあります。側面には、持ち手がついています。
底部を見ると特にゴムなどの滑り止めがないので、車での移動時には滑らないように注意が必要です。(我が家のエブリィは、床面が木製になっているので何か敷かないと滑ります)
給電
電源は、DCタイプとACタイプの両方のコードが付属されています。バッテリー内蔵式ではないので、どちらかの電源を確保する必要があります。
EVOKE ポータブル冷蔵庫15Lの特徴と魅力
EVOKE ポータブル冷蔵庫15Lを実際に使ってみたので、レビューしたいと思います。
サイズ感がちょうどいい
最初は、15Lだと小さいかもと思いましたが、我が家の使い方の場合は、問題なさそうです。
うんまほの使い方
- 我が家の冬は、飲み物がビールなど冷たいものではなく日本酒やホットワインなどに切り替わるので、食材専用にして使用(1泊2日のキャンプには、ちょうどいいサイズ)
→肉や豆腐など完全冷蔵のものを冷蔵庫に入れて、買った野菜など常温品は別のカゴで(切って持っていく場合は、冷蔵庫) - 夏は、冷蔵庫を飲み物用にしてキンキンに!→350ml缶が約20本入る(食材は別のクーラーボックス)
→食材が余った場合は、冷蔵庫に入れて持って帰る
注意点
ポータブル冷蔵庫は、機械部があるためどうしてもサイズが大きくなってしまいます。
クーラーボックスでも見た目の割に容量が少ないと感じることがあるかと思いますが(我が家もYETI購入時に思いました)、車載冷蔵庫は、さらに容量が少ないように感じました。
30L・40Lと他のサイズもありますが、容量ベースで考えてしまうと車載スペースという問題も発生してしまいます。容量とサイズのバランス感が難しいところです。
我が家は、15Lの方が使い分けもできるので、このサイズにして正解だったと感じています。
細かい温度設定ができる
1℃単位で温度調整ができるため、飲み物やアイスなどカテゴリーに応じて設定ができます。
クーラーボックスの場合、温度調整できずに野菜が凍っていたりしたので、適正温度で管理できるのは便利だと感じました。
こんな使い方もできる
- 夏場や連泊キャンプ時は、クーラーボックスと冷蔵庫の両方を持っていく
- 冷蔵庫を冷凍設定にして氷や予備の保冷剤、冷凍ドリンクなどを入れて、クーラーボックスには食材と飲み物を入れる
→氷は溶けず、クーラーボックスも適宜保冷剤を交換すれば、食材はダメになることもなく、飲み物も常にキンキン!
ただ、使用環境によっては、表示温度と庫内の温度に多少誤差がある場合もあるみたいです。(別の冷蔵庫も同様)
庫内に区分けはないので、冷凍と冷蔵両方を同時に使用することはできません。
冷却時間が早い
EVOKEの冷蔵庫は、20〜-20℃まで温度調整ができ、0℃まで約10分、-20℃まで約30分で冷えます。
食材や飲み物を入れる前に、庫内を冷やしておいた方がいいので、出発の朝の準備中にすぐ冷えるのは、大変ありがたいです。
実際に家の電源に繋いで冷やしてみたところ、スタート13℃から約22分で-20℃に到達しました。
常温のものでもちゃんと冷える
保冷ではなく、冷却が機能があるので、道中に買い足した食材や飲み物がしっかりと冷えてくれます。
EVOKE ポータブル冷蔵庫15Lのここが気になった
どの商品でもデメリットはつきものなので、しっかりとレビューしたいと思います。
コンプレッサーの機械音がする
外(キャンプ)で使用しているときは全く気にならなかったが、車内で使用するときは少し気になる人がもいるかも?と思いました。
というのも、「全く寝れないほど音がうるさい」という訳では無く、全然眠りにつけていましたが、恐らく眠りが浅い時間帯(朝方)に機械音(通常時の音ではない音)で目が覚めてしまいました。
これは、冷蔵庫だけではなくポータブルバッテリーも同様だと思いますが、たまに少し大きめの音が発生するようです。
他のコンプレッサー式冷蔵庫でも同様の音がすると思うので、これに関してはいたし方ないと思います。
そもそも音が気になる方は、別の冷却方式の冷蔵庫を買うしかないかと思います。
蓋が少し硬い
もしかしたら個体差があるかもしれませんが、蓋を開ける際に少し硬さを感じました。画像のように片手でしっかり押さえる必要があります。
これは、クーラーボックスのラバーラッチみたいにロックする部分がないため、密封性を高めるためのものなのかなと感じました。
電源確保の必要がある
YETIなどのいわゆる最強ハードクーラーみたいな厚さがありません。ポータブル電源で使用していた場合は特に注意が必要ですが、電源が切れると保冷能力は低いと思われます。
持っているポータブル電源の容量と比べて、使用可能時間をしっかり把握しておく必要があります。
そんなときは、大容量のポータブル電源がオススメです。
ポータブル冷蔵庫で車中泊やキャンプをより快適に
ポータブル冷蔵庫を導入したことで、食材の幅が広がり、さらに車中泊やキャンプが楽しくなりました。やはり食材の心配をしなくていいという安心感があります。
- いつでも冷たい飲み物が飲める
- アイスを冷やせる
- 食材の幅が広がる
- 機械音がする
- ポータブル電源が必要
電源さえ確保できれば、ポータブル冷蔵庫は本当にオススメできます。クーラーボックスを持っている方も、あるとまた違った車中泊・キャンプを楽しめるかと思います。
ポータブル冷蔵庫で、より快適な車中泊・キャンプライフを♪
ポータブル冷蔵庫選びの参考にしてもらえたら嬉しいです。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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