【タイ攻略】チェンマイ・コムローイ祭りの参加方法と体験記まとめ!

こんにちは。世界一周中の
うんまほふうふ(@unmahofufu)です!

年に一度、11月の満月の夜に空を舞う無数のランタン。人生で一度は見たい絶景だと称されるほど美しいタイのコムローイ祭りをご存知でしょうか?

2024年のコムローイ祭りの開催日は11月15日・16日。タイを旅する中でずっと憧れていたコムローイにはじめて参加してきました!

人気のお祭りなだけでなく、複数の開催場所があるので、事前に知っておくべきことや予約方法、当日の流れまでを詳しく解説します!

この記事で分かること♡
  • コムローイ祭りの参加方法
  • コムローイ祭りのアクセスや当日の流れ
  • 参加にあたり知っておくべき情報

ちなみに、チェンマイには数日滞在したので、ぜひ街の様子も含めて擬似体験してみてください。

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目次

コムローイ祭りとは?

バンコクからおよそ700km北に位置するチェンマイで行われるタイの伝統的なお祭りです。正確には「ロイクラトン」と呼ばれる祭典の一部にあたり、和紙で作られた熱気球(紙ランタン)を意味するコムローイを一斉に夜空に打ち上げ、天界にいるとされているお釈迦への感謝と五穀豊穣をみんなで願うイベントなのです。

まほ

なんて美しくステキなイベントなのでしょう♡

ロイクラトンの起源や歴史

そもそもロイクラトンとはどんなものかというと、13世紀よりタイ全土で行われる伝統的な仏教行事で、川の女神様 “プラ・メー・コンカー” に感謝の気持ちを伝え、そして自らの魂を清めるための風習になります。

「ロイ」=流す
「クラトン」=灯籠

ロイクラトンとは灯籠流しを意味しており、ランタンを打ち上げるコムローイの他にも、バナナの葉で蓮の花をかたどった手作りの灯篭を川に流すのを習わしとしています。10月・11月の満月の夜にタイ各地で行われ、その幻想的な姿から世界的に有名になりました。

チェンマイでは街じゅうの川でロイクラトンが行われていました!

発祥地はタイ北部のスコータイで、ここでは他の地域よりも大きな規模のロイクラトンが開催されます。

チェンマイのロイクラトンはイーペン(Yee Peng)という名でも親しまれているので、地元の人はそのようが通じるかもしれません。

コムローイ祭りについては、11月の満月の夜にのみチェンマイで開催されるものなので、参加してみたい方はこのあと紹介する詳細・体験記を読んでみてください♪

まほ

夜空を埋め尽くすように浮かぶランタンの圧巻な景色はきっと忘れられないひとときになるはず!

コムローイ祭りの開催場所での違い

チェンマイのコムローイ祭りの会場は複数あり、ランタンを一斉に打ち上げるほどの大掛かりな会場イベントになっているのは主に3ヶ所です。地元の方が楽しむローカルなイベントもあるものの、個人がそれぞれのタイミングでランタン上げをするので、SNSで見るような光景にあたるのは前者の会場イベントになります!

会場イベントでは、ランタン上げ以外にもセレモニーや食事などを含めたさまざまな催し物が楽しめるのも大きな特徴です♡

主要会場は、下記の3ヶ所(Google Map付き)です。

① メージョー(Yee Peng Lanna International )
2024年会場:Thudong Khasathan Lanna

② ロイヤル(Chiangmai Sky Lanterns Festival )

2024年会場:The Royal Chiang Mai Golf Resort

③ CAD(Chiangmai CAD Khomloy Sky Lanterns Festival )

2024年会場:The CAD Cultural Center

会場によって特色があるので、どれが一番人気?というものでもないようです。簡単に、会場ごとの違いをまとめました!

※私たちが実際に参加したのはCAD会場なので、他の2箇所については事前調べで得た簡単な情報のみという点であること、ご了承くださいませ。

規模としてはどの会場も大きいので、その点ではあまり気にすることはないと思います。

メージョー

メージョー会場の大きな特徴としては、ため池のリフレクションが見られるという点です。空に舞うランタンと池に反射した息を呑む景色の撮影のために多くの人が足を運びます。

ただ、年によっては撮影のベストスポットが規制されたりするようなので、必ずしも見れるとは限りません。

この3つの中では一番長く行われているイベントですが、参加人数は一番少ないとのこと。

ロイヤル

こちらの特徴としては、日本人が参加者の大多数を占めるという点。海外のお祭りに不安があっても、日本人が多ければ安心感もありますね!

イベントそのものに関してはCADと非常に似ており、本祭までの食事や催しはしっかりあるとのこと。

本祭の開始時間が19時〜、ランタン打ち上げ時間が20時〜とチケット情報に記載があったので、会場に着いてからの自由時間はCADより短めになりますね。

さまざまな掲載情報を見る限り、参加人数の規模としては3つの中では2番目になるようです。

CAD

年々規模が拡大している会場で、2024年は最大規模だと言われています。

参加してみた体感としては、日本人もかなり多かったです。説明時には、タイ語、英語、中国語と日本語での放送もありました!

本祭の開始が20時〜そして20時45分頃からランタン打ち上げが開始しました。

実際の会場レビューは後述しますが、本祭までの催しがしっかりしており、スタンダード席用の食事もかなり充実しており、個人的には大満足!

参考までに、スタンダード席チケットにはランタンが2個ついていました♡

コムローイ祭りの参加方法と事前準備まとめ!

コムローイ祭りは、日本の花火大会のように自由参加型ではなく、最大人数を定めたチケット制になっています。また、会場もチェンマイ市街地から少し離れた場所で開催されることが多く、移動手段と併せて検討するのが大変重要です。

世界的にも有名なお祭りなので、この時期の観光客の規模は普段の比にならないものだとご認識を!

まほ

チケットを買えたはいいけど、交通手段がなくて参加できなかった…なんて事態は絶対に避けたいですよね!

チケットを事前購入しよう!

主要の3会場では、主催のチケット直販がほぼ無く、旅行代理店やチケット予約サイトを通したツアーへの申し込みが必要です。ツアーの種類には、チケット+送迎などのシンプルなものから、ホテルなどと組み合わせたパッケージツアーなど幅広いので、好みやスケジュールに併せて検討してみてください。

主なチケット・ツアーはこちら
  • チケットのみ
  • チケット+チェンマイ市街地からの往復送迎
  • チケットのみ ・チケット+チェンマイ市街地からの往復送迎
  • バンコク発着のパッケージツアー

各会場によって若干は異なりますが、値段はおおよそ同じくらいと思って大丈夫です!

例えば、チケット+送迎シャトルの場合

⚫︎料金:2万円弱〜
⚫︎内訳:送迎・入場料・座席・食事・打ち上げ用のランタン

手配の順番としては、行きたいコムローイの会場を決めて、その会場のチケット・ツアーを販売している代理店を介して予約するのが良いでしょう♪(なぜなら、代理店によっては扱っていない会場もあるからです)

まほ

私たちは5月末に購入。半年前だったからか、早割がありました。

正確にいつまで販売されているのかは分かりませんが、開催日の1週間前にチェンマイに着いて、チケットを買おうとした欧米人カップルが会場チケットを買えなかったと言っていました。

現地でチケットを買おうという考えはオススメできないです!

コムローイ会場へのアクセス方法

結論から言うと、往復送迎付きチケットが何も考えなくて良いので、最もラクです。

各会場までは車で40分〜1時間かかるので、バス(ソンテウ)やトゥクトゥクを捕まえるにしても、そこそこの金額がいくと思います。上手に乗合をすれば、上記より安く済ませられると思いますが、チェンマイ繁忙期なので保証はできません〜。

帰りについては、会場にフリーのソンテウがやってくるので、交渉して乗って帰るのでもOK。

「Grabを呼びたい」という人もいるかもしれませんが、会場では電波が混雑してネット環境はほぼ壊滅的だったので難しいと思います。

ちなみに、往復送迎チケットを購入していた我々は帰りの1便を逃し、次の便までの1時間以上は待ちぼうけでした…。代理店の対応次第というのもあるのでコレばかりは運ですね…。

まほ

安いとは言えないチケット代を買ったから悔しくて、出会った旅仲間たちと談笑して待ったよ〜!(それはそれで楽しかった♡)

お祭り期間のホテルは予約必須!

宿に関しては、もう絶対ぜーーったい確保してくださいね!!!

私たちはBookingでチケット予約時に宿探しをしたので選び放題でした。いざ、お祭りの4日前にチェンマイに入り、宿に来てみるとたまたま1ベッド(ドミトリーです)空いていましたが、表示値段は自分たちが予約した金額の5倍。(え?)

うんちゃん

参考までに、私たちは1泊1人1,100円。5倍でもゲストハウスなら死ぬほど高いわけじゃないけど、これがホテルだったらお値段はどうだろう…。(怖)

そして、その日にはそのベッドも埋まり、そこから来る日も来る日も旅人が「部屋空いてますか?」と尋ねてくる…。みんな宿難民になっていた…。

早めに宿をとってしまえば、宿の相場はバンコクより若干安いと思います!

【実際に参加してみて】当日の流れと注意事項について

往復送迎付きイベント参加チケットを買いました!なので、私たちの場合は宿や現地までの交通費は個人手配です。

集合場所に着いてからイベントが終わってチェンマイ中心部に帰ってくるまでの流れを紹介します♪

当日の流れ〈本祭まで〉

集合場所はMORe SPACEという広場のようなところ。ここに送迎車がドワッと集まっていました。

集合は15:30〜16:30となっていましたが15時過ぎに到着。ソンテウの定員が揃い次第出発という感じでした!

会場に到着!

1時間ほどソンテウに乗ったらCAD会場に到着。ワクワク♪

予約票を係員に見せてチケット券座席表を受け取り、会場にin。飲み物の持ち込み制限などはなかったものの、簡単なボディチェックはありました。

この時点で16時半ごろだったので、本祭開始20時まではだいぶ時間がありました。

まず目に飛び込んできたのは軽食コーナー!(Free Snack)食べ物に目がないです。笑

小皿代わりの竹カゴを受け取って、好きなおやつをぱくぱく。素晴らしいことに、出来立ての軽食やデザートが食べられました…!

正直言うと、ツアー系のご飯だしなぁとあまり食事には期待していなかったので、軽食はどれも本当に美味しくてびっくり♡

参考までに、軽食コーナーにあったものたち
・スティッキーライス(甘い)
・大きいお煎餅
・甘くないおはぎみたいなお餅(?)
・かぼちゃ、さつまいもミニドーナツ
・練乳がけロッティ
・おかき
・ナッツ
・パンケーキ
・グミのようなスイーツ
・甘くないハーブティー(甘くなかったドリンクはここだけ笑)

すぐ横には、伝統舞踊&音楽のステージやちょっとしたお土産屋さんがありました。

催し物の目玉の一つはロイクラトン体験です。職人さんがクラトンをつくる姿が見れる他、池で灯篭流しをすることもできます。(夕方になってからはキャンドルも灯されて綺麗でした!)

キャンドルに願いを込めて奉納するエリアもあって、ゆらゆら揺れる炎が幻想的でしたよ♪

日が暮れるとランタンも点灯するので写真を撮る手が止まりません。

もちろん軽食コーナーだけじゃなくてご飯系もあります。会場の奥の方にスタンダード、VIP、エリートと区分けされた食事会場があるのでそれぞれ分かれます。

我々はスタンダードチケットだったので他のエリアはわからないのですが、お座敷やテーブルなどが用意されていてピクニックスタイルでした。好きな食事ブースに立ち寄るビュッフェ形式!品数も多くてテンション上がりました!

味もそれなりに美味しくて、食べ比べができる小ぶりサイズなのが嬉しかった♪

参考までに、ご飯ブースにあったものたち
・グリーンカレー
・チャーハン
・パッタイ
・カオソーイ(タイ北部の麺料理)
・カレースープ
・ソムタム
・ガパオライス
・バジル炒めのようなおかず
・タイティー(激甘)
・タイコーヒー(激甘)
・水ペットボトル(自由にもらえる)

楽しめるものが多くて、あっという間に時間が過ぎました!19時ごろには予行花火のようなものも打ち上げられて、イベント会場は大いに盛り上がりました。

注意したいのは、トイレ問題です!イベントなので想定内だとは思いますが、本祭前19時頃〜はかなり混みます。人数に対してトイレが少なすぎるのと、トイレが詰まって溢れていた(汚…)と友人が言っていました。
※タイでは、トイレットペーパーはトイレに流さず備え付けのゴミ箱に入れますが、中には守れない人も…。

当日の流れ〈本祭〉

19時過ぎから、席案内が始まりました。中心ステージに近いエリート、VIP席から案内されます。

スタンダード席は19時半〜20時くらいにかけて自由に座っていく感じです。暗くて場所が分かりづらくなるので、明るいうちになんとなく席の位置を見ておくのがおすすめです。

20時から本祭開始。タイの伝統舞踊などのステージが30分くらいありました。スタンダード席は、席運が相当良くない限り、遠過ぎてほぼ見えないと思ってください。笑

そのあとランタン上げのデモンストレーションがあり、20時45分くらいから打ち上げ開始。

カウントダウンがあるのですが、みんな各々好きなタイミングでランタンを上げ始めるので、カウントダウンの頃には結構な数が空を舞っていました。

こんな感じで席に設置!

席にはランタン2つと、各席の間に火を灯すためのキャンドルが設置。(これがかなり強火なのでやけど、衣類への燃え移りに注意)

火をつける時は真剣に、慎重に。

ランタンの上部を片手で持ち上げた状態で、下部内側にある芯をキャンドルに近づけ、火をつけます。芯に火がついたら、ランタン内部に空気が溜まるまで(膨張するまで)数分以上待つのがかなり重要。

早く手を離し過ぎたことで紙部分に火が燃え移り、ボヤ騒ぎになっている人もちらほらいました…。離すタイミングは、ランタンがぷかぷか浮く感覚があってからです!上に引っ張られる感覚が合図なので、気長に待つこと!

各自がランタンを空に打ち上げたら、個人のタイミングで解散です。最後まで眺めるもよし、満足したら帰るもよし。閉会式などはなかったです!

ほわーっと天に向かった飛んでいくランタンは一生忘れらない光景になるはず…♡

送迎があったので、バスの発着場所に戻って、順番待ちをしました。行きとは違って、ナイトバザール着も選べたので、そちらを選択しました!

イーペン祭り開催期間のチェンマイの様子

2024年のイーペン祭りの開催期間は11/14(木)〜11/16(土)で、最も盛り上がるのは最終日。(コムローイ祭りは11/15(金)、11/16(土)と週末に重なる完璧な暦でした!)

この3日間においては、街中でカラフルなランタンの飾りが見られお祭り気分を味わえました!

いずれの日もロイクラトンのためのクラトン販売が市場や各所で行われており、夜になると地元の人が川に流す様子も見られます。

そして、それだけではなくて、11/14にはターペー門から三王記念像までの道のりを踊り子が練り歩くパレード(伝統舞踊)が行われたり、ターペー門付近で花火の打ち上げも。非常に活気付いていました♡

参加者へのおもてなしとして、スタンプラリーも行われていましたよ!主要の寺院に行ってスタンプを集めたら、可愛いランタンのキーホルダーをもらえました♪

もちろん観光客が多いチェンマイの繁忙期なので、人気の飲食店やツアーはかなり混み合っているようでした!特に欧米人に人気のタイ料理教室や、象に乗るツアーなどは早めにチェックしておくと良いかもしれません。

コムローイ祭り、人生でぜひ一度は参加してみるべき♡

タイのコムローイ祭りは、年々人気が高まっている絶景イベントです!日本からタイへは直通便もあり、比較的アクセスしやすい国なので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?

生で見る空舞う無数のランタンは、想像の何億倍もの感動がありました. . !本当に参加して良かったなぁと心から思います。

東南アジア4ヶ国の旅を終え、次は『インド&ネパール』を旅するので、各地の情報は随時まとめていけたらと思っています!

私たち
うんまほふうふ(@unmahofufu)です!の旅計画や、旅スポットが参考になれば嬉しいです!これからの更新もお楽しみに♡

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