キャンプ好きには言わずと知れた人気ブランドSOTO(ソト)。ガストーチやバーナー、調理器具など幅広いキャンプギアを手掛ける実力派ブランドです。中でも、外気温が低下しても安定して高火力で使えると評価の高いレギュレーターストーブST-310について、その人気の秘密を徹底レビュー!
- SOTOレギュレーターストーブの特徴と魅力が知りたい!
- 使用時の注意点はない?
- おすすめのオプションやカスタムが知りたい!
こんにちは!夫婦で車中泊をしながら日本一周の旅を楽しむ
うんまほふうふ(@unmahofufu)です。キャンプ歴4年、年50回以上キャンプする私たちがレビューしていきます♩
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SOTOレギュレーターストーブST-310の基本スペック
初心者にとっては簡単で取り扱いやすく、そしてベテランにとっても求める機能性を備えた名作バーナー。キャンプから登山など、様々なアウトドアシーンに活躍する高火力な設計です♩
商品名 | レギュレーターストーブST-310 |
使用時サイズ | 幅166×奥行142×高さ110mm(ガス缶を除く本体サイズ) |
収納時サイズ | 幅140×奥行70×高さ110mm |
重さ | 330 g |
発熱量 | 2.9kW(2,500kcal/h) ※SOTO公式サイトより:気温25℃無風状態で点火後から5分間の燃焼データより算出 |
材質 | バーナー、器具栓つまみ:ステンレス ボンベホルダー、点火スイッチ:樹脂 |
色 | シルバー |
付属品 | 専用の収納袋 |
メモ | ・野外使用専用! ・ガス缶は別売り(推奨ガス缶はSOTO製:ST-760、ST-700) |
レギュレーターストーブST-310の使い方
レギュレーターストーブST-310が選ばれるワケ
数あるバーナーの中でも不朽の名作とされ、愛用者の多いレギュレーターストーブST-310。その魅力についてまとめました!
高火力を実現するマイクロレギュレーター機能がすごい
一般的に低温環境では、CB缶で使用できるガスバーナーの火力は落ちてしまいます。ところが、SOTOレギュレーターストーブST-310では、その課題を解決するためにマイクロレギュレーター機能が付与されています。
低温の外気により、火力低下を起こしやすいCB缶の弱点をマイクロレギュレーターが解消。
外気温25℃~5℃の環境下でも常に一定の火力を発揮します。
引用元:SOTO
そのマイクロレギュレーターの仕組みとは、外部環境によるガス缶の圧力変化に応じて、内部にある弁が開閉することで「バーナーに安定したガス量を送ることが可能になる」というもの!
長時間の調理でも高火力を維持できる
上記のマイクロレギュレーター機能には他にも、連続使用によるドロップダウン現象を受けにくいというメリットがあります。
高火力が維持できるので、煮物など時間がかかる料理にも向いているバーナーと言えます♡
ガスバーナーは、ガス缶内の液化ガスに熱を加え、液体から気体へと変化する力を利用して炎を大きくします。ドロップダウン現象は、その作用がうまく働かず、火力が低下したり火が付かなかったりすること。
<主な理由>
- 外気温が低く、CB缶が冷えている
- 長時間連続で燃焼させている
参考までに、一時的な対策にはなりますが、僕たちはこのようにガス缶に保温カバーをつけて使用しています。
この対策は、ガス火からの輻射熱を防ぐための安全対策にもなるので、ぜひ実践しましょう◎
調理しやすいフラットで大きいゴトクが便利
レギュレーターストーブのゴトクは側面から見ると、フラットなことが分かります。ゴトク長さは直径約13cmと幅広く、鍋など重量のあるものをのせても安定します。
また、反対にゴトク中心部の隙間は比較的狭く、シェラカップなどの比較的小型なものでものせやすいです。
同じSOTOの商品でミニマルホットサンドメーカーというものがあります。レギュレーターストーブに合うように4つの突起がついており、調理時のズレをなくす工夫が施されています。コンパクトで機能的な優れモノなのでこちらのレビューも参照してみてください♩
スマートな構造で収納時もコンパクト
重さはなんと、わずか330gと軽量です。足を広げてCB缶を取り付けてもここまでコンパクトなのは嬉しいですね。
こんなに見た目がスマートでも、ゴトクのサイズ感や火力についても文句なしの性能です!
私たちが愛用するキャンプ用のガスバーナーで比較してみます。例えば、スノーピーク製のHOME&CAMPバーナーと比べるとこれだけ小さいです♩(HOME&CAMPバーナーもこのサイズにCB缶がおさまれば良いのですけどね… 。)
あえて言うならここが気になる&その対策方法
機能性バツグンなレギュレーターストーブST-310ですが、シンプルな構造ゆえに、使用時に注意してほしい点もあります。解決策として簡単にできることとあわせて紹介していきます!
ゴトクが滑りやすい…!
レギュレーターストーブST-310のゴトクには滑り止めがついていないため、地面で使う時など安定しない場所では、滑りやすいので注意!
ゴトクにシリコンカバーを取り付けると扱いやすい!
シリコンカバーによって、使用後のやけど対策にもなります。ゴトク全体が熱くなるので使用直後は直接ゴトクを触らないようにしてください。
滑りやすいという観点では、地面との設置面だけでなく鍋の設置面についても同様です。鍋の置き方が悪かったりすると、滑り落ちてしまいそうになることも… 。
鍋との間に、バーナーパットという網を敷くと安定する!
鍋のサイズをあまり気にせず調理できるので、すごく便利です♡
弱火調理が苦手…!
マイクロレギュレーター機能によって高火力を維持するのは得意ですが、とろ火・弱火調理が苦手です。ギリギリまで弱火にしようとしても、火が安定せず消えてしまうんです。
こちらも、バーナーパットという網を敷くことで解決する!
熱伝導の高いバーナーパットによって火が広がるので、これを通して伝わる熱は全体に伝わります。
調理直後に、バーナーパットを触ってしまい火傷するケースは非常に多いので注意!(全面が高温に!)私も数回やらかしています… 。
風を受けやすい…!
レギュレーターストーブST-310は、バーナーヘッド(火口)が外にむき出しのため、風の影響を受けやすいという弱点があります。
風のある日は高火力とはいえ、火が流れたり弱まったり、お湯を沸かすにも時間がかかってしまうことも。
風対策として手軽でおすすめなのは、100円ショップのクッキー型をはめ込むこと。
100円ショップの製菓コーナーにある直径約5.7cm高さ1.6cmの丸いクッキー型であれば、火口にぴったりはめ込むことができます。これにより、四方からの風を防ぐことができます。(もちろん100円!)
もう3年ほど使っているのでネンキが入ってますが、元は綺麗なシルバーでした。笑
レギュレーターストーブST-310は唯一無二のバーナー!
いかがでしたか?レギュレーターストーブST-310は、初心者からベテランのキャンパーまで幅広く支持されている名作バーナーと言われています。
私たちも、いくつかのバーナーを持っていますが、これに関しては、もし壊れてしまってもぜひ買い替えたいと思うほど欠かせないギアだと考えております。
- 高火力を実現するマイクロレギュレーター機能がすごい
- 長時間の調理でも高火力を維持できる
- 調理しやすいフラットで大きいゴトクが便利
- スマートな構造で収納時もコンパクト
- ゴトクが滑りやすい
- 弱火調理が苦手
- 風を受けやすい
(→でも対策は可能!)
このように、魅力も多い一方で弱点もいくつかあります。それでも、いずれの弱点もオプションやカスタムで解決が可能です!百聞は一件しかずですので、ぜひ使ってみてください♡
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