【1日でまわる】異国情緒を醸す町!長崎市内観光のベストコース。

こんにちは!夫婦で車中泊をしながら日本一周の旅を楽しんでいる
うんまほふうふ(@unmahofufu)です。

長崎は、地理的に東アジア諸国など大陸に近い絶好のロケーションということもあり、海外の文物を取り入れる窓口として大きな役割を果たしました。

中国の文化や西洋の知識・技術から日本の近代化の基礎を築いたともいえるのだそう!
そんな長崎には、日本の近代化を象徴するさまざまな建築物や文化を体感できるスポットがたくさん♡

今回は、長崎の鎖国時代の歴史を紐解きながら、日本の貿易玄関口「長崎」で育まれていった中国や西欧文化について学びながら観光スポットを回っていきます!

プランの概要とスケジュール目安は最後にまとめています。そちらも参考にどうぞ♡

目次

長崎特有の和華蘭(わ•か•らん)文化とは?

海外との交流・貿易を制限する政策が行われた17世紀の日本では、長崎だけが唯一、経済・文化・学術の交流拠点としての貿易を許されていました。その背景に大きく関わっているのがポルトガル・スペインによる急速なキリスト教の波及でした。

幕府は、キリスト教の布教を抑えるため(理由はのちに)、ポルトガル・スペインは一切の入出国を禁じます。
一方で、キリスト教の布教に関わらないとされたオランダや、以前から交易をしていた中国との貿易を中心に、日本の近代化が大きく進みました

今もなお長崎に根付く和華蘭(わ•か•らん)文化とは、貿易を続けていた中国やオランダとの交流の中で、長崎で独自に育まれた文化のことを指します。

まほ

特に顕著に現れているのが「食」や「祭典」といった身近な文化だよ♡

長崎市内巡りは路面電車の1日乗車券で!

うんちゃん

主要な観光スポットは路面電車での移動がおすすめ♪

なぜなら、長崎駅周辺や観光スポット周辺は駐車料金がとにかく高いんです!
駐車料金は大体のところが30分100円〜200円もするし、上限金額がないところも多い. . . 。

主要な観光スポットは路面電車で回れる

便利なことに、5分に1本のペースで路面電車が長崎市内を走っています
乗車1回ごとに140円ですが、1日乗車券を使うと600円で1日乗り放題!

1日かけて各スポットを回る場合におすすめなのは路面電車の1日乗車券です。

このように、路面電車の駅はこまめに作られてい流ので、駅から10分歩かずして各スポット巡りができますよ♡

スマホのアプリでチケット購入すれば利用も簡単♪

1日乗車券は所定のチケット売り場での購入が可能ですが、注意したいのは「電車車内で販売されていない」こと。

うんちゃん

1日乗車券は電車の中で買えないよ〜!

そのため、スマートフォンを持っている場合にはモバイルチケットの利用が便利です!

モバイルチケットの購入・利用方法
STEP
対象のアプリをインストールする

対象アプリ:ジョルダン、RYDE PASS、STLOCAL、my ROUTEの4種類。

アプリのダウンロード・モバイルチケット購入はこちらから!

STEP
1日乗車券の購入手続きをする

支払い方法:クレジットカード、PayPay、auPay、ApplePayなど。

利用人数分を1台のスマホでまとめて購入できるよ!

STEP
電車に乗る

何もせず路面電車に乗ればOK。

STEP
降車時に、アプリのMyチケットにあるパスを提示する

乗る度、電車を降車時に乗務員さんにパスを見せればOK。

まほ

1日乗車券をゲットしたら、路面電車に乗って長崎市内観光スタート♡

絶対に訪れたい西洋文化に関係するスポットへ

長崎には、「大浦天主堂」「グラバー園」など異国情緒あふれる建物や、美しい景観に思わず写真を撮りたくなるスポットがあります♪

一方で、それらが誕生する歴史の背景には、当時の日本と西洋の複雑な関係性があったことも事実。

まほ

そんな歴史の歩みもあったんだなぁ. . .と深く考えさせられる旅になると思います!

【歴史①】キリスト教の布教と禁教令

西洋文化に関係する重要なキーワードとして外せないのが「キリスト教」です。

日本におけるキリスト教は、カトリック修道会のフランシスコ・ザビエルが鹿児島に上陸して伝えてから全国各地に普及しましたが、その急速な繁栄を恐れた幕府が禁教令を出し、徹底的な弾圧に取り掛かります。

うんちゃん

キリスト教の布教を禁ずるだけでなく、その取締りは信者らの大規模な殉教(処刑)を行うまでに. . . 。

この長期間にわたる弾圧政策の中でも、密かに身を潜め、キリスト教信仰を続けた潜伏キリシタンが発見された「信徒発見」は奇跡の出来事とされました。

戦乱の世から幕末にかけてのこの苦難の歴史を人類の遺産として残すため、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産は2018年に世界文化遺産に認定される。

幕府がキリスト教の布教を恐れたのはなぜ?

当時、スペインやポルトガル諸外国は、「キリスト教の宣教師を派遣して現地人を改宗させ、その国を占領する」という植民地化の手段をとっていた。日本にやってきた宣教師であるザビエルなどにも、貿易拡大の裏目的としてその思惑があると知った秀吉は禁教令を出したようです。

信仰の自由を象徴する「大浦天主堂」がドラマチック!

大浦天主堂は、とても美しい西洋の教会で人気の観光スポット。
でも実は長崎の美しいシンボルである他にも、歴史的にも大変貴重な教会なのです!

この教会が建てられたのも、豊臣秀吉の指示により1862年に行われた大規模な殉教(日本二十六聖人殉教)で命を落とした二十六人の聖人たちに捧げるためだったようです!

キリスト教を巡り錯綜する思惑. . .

江戸幕府は、国内のキリスト教徒の増加と団結を脅威と感じ、締め付けを図ることになります。
キリスト教徒は信仰の自由が認められず、弾圧的な迫害(殉教など命じられる. . .)を受けていました。

まほ

日本を植民地化するというスペインの思惑があるとされた一方で、戦乱の世だった日本の国民にとっては、争いを嫌い平和を諭すキリスト教は心の救いだったのでは. . .

敷地内にあるキリシタン博物館では時代背景を詳しく学べます!

奇跡の出来事と称賛された「信徒発見」が起きたのも、この大浦天主堂でした。
潜伏キリシタンがキリスト教の信仰を告白したことで存在が明らかとなり、世界でも大きな話題に!

うんちゃん

キリスト教は、大きな苦難を乗り越えて劇的に復活したんだね!

施設名大浦天主堂 (世界文化遺産に登録されてます!)
所在地〒850-0931 長崎市南山手町5-3
駐車場なし
★アクセス長崎電気軌道「大浦天主堂駅」から徒歩5分
電話番号095-801-0707
拝観料大人1,000 円 / 中高生400円 / 小学生300円
営業時間【通常期】8:30 ~ 18:00(入場受付17:30まで)
【冬季 11月〜2月】8:30 ~ 17:30(入場受付17:00まで)
定休日12月31日 ~ 1月2日

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