広島県と愛媛県を結ぶ 『しまなみ海道』では、瀬戸内海に浮かぶ島々を経由しながら楽しむサイクリングコースが人気アクティビティとして注目を集めています!素晴らしい景色はもちろんのこと、瀬戸内海ならではのグルメも楽しめて最高♡
今回は、サイクリング初心者の私たちでも大満喫できた日帰りしまなみ海道サイクリングについてご紹介します♩
- 初心者でも日帰りで楽しめるサイクリングコース(尾道発)
- おすすめの立ち寄りスポット(観光・食)
- しまなみ海道サイクリングの予算
- サイクリングの出発地・レンタサイクル・駐車場情報
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しまなみ海道へのアクセス
しまなみ海道の所在地や、サイクリングの出発地を紹介します!
しまなみ海道とは?
しまなみ海道は、本州と四国を結ぶ3つの連絡道路のうち広島県・尾道〜愛媛県・今治のルートのことを言います。しまなみ海道だけは自動車道に歩行者&自転車専用道路が併設されており、サイクリング(徒歩もOK)が楽しめます♩
しまなみ海道が通る島は6つ!すべての島を繋ぐサイクリングロードが整備されていることから、サイクリングの聖地として親しまれています♡
- 向島(むかいしま)…広島
- 因島(いんのしま)…広島
- 生口島(いくちじま)…広島
- 大三島(おおみしま)…愛媛
- 伯方島(はかたじま)…愛媛
- 大島(おおしま)…愛媛
出発地・レンタサイクル・駐車場情報
しまなみ海道には、すべての島にレンタサイクルターミナルという拠点があります。これらはサイクルロードに繋がっているので、出発地にも最適です!
ゆめしま海道にチャレンジする人は、土生港のレンタサイクルターミナルを利用すると便利です。
ターミナル名 | 場所 | 営業時間 | 駐車場 |
---|---|---|---|
尾道港(港湾駐車場) | 尾道駅前 | 7:00~19:00 | 有料、約230台 |
尾道市民センターむかいしま | 向島 | 8:30~19:00 | 無料(レンタル者専用) -開閉時間7:30~22:00 |
土生港 (尾道市営中央駐車場) | 因島土生港 | 8:30~19:00 | 有料、226台 |
瀬戸田町観光案内所 | 生口島 | 9:00~17:00 | 無料 |
尾道市瀬戸田サンセットビーチ | 生口島 | 9:00~17:00 | 無料、100台 |
上浦レンタサイクルターミナル | 大三島 道の駅多々羅しまなみ公園 | 9:00~17:00 | 無料、300台 |
大三島レンタサイクルターミナル | 大三島 道の駅しまなみの駅御島 | 8:30~17:00 | 無料、20台 |
伯方レンタサイクルターミナル | 伯方島 道の駅伯方S・Cパーク | 9:00~17:00 | 無料、300台 |
宮窪レンタサイクルターミナル | 宮窪観光案内所 | 9:00~17:00 | 無料(台数少) |
吉海レンタサイクルターミナル | 道の駅よしうみいきいき館 | 9:00~17:00 | 無料、100台 |
中央レンタサイクルターミナル | サンライズ糸山 | [4~9月] 8:00~20:00 [10~3月] 8:00~17:00 | 無料、30台 |
みなと交流センター | 今治駅付近 | 9:00~17:00 | 有料 |
JR今治駅 臨時レンタサイクルターミナル | 今治駅前 | 8:30~17:00 | 有料 |
駐車場が少ない拠点を利用する場合は、事前にakippaなどの駐車場サービスで確保してから行くと良いと思います!
しまなみ海道のモデルコースは?
瀬戸内しまなみ海道のサイクリングコースは尾道市から今治市まで全長約75kmになります。おおよそですが、尾道市〜生口島までの道のりと今治市〜大三島までの道のりは約30kmと同じくらいの距離です。
広島側、愛媛側どちらからでもサイクリングが楽しめますよ♩
10〜15kmコース(1〜2時間)
軽めのサイクリングをしたい人におすすめなのが10〜15kmほどのコースです。
⚫︎コース1:尾道 ⇔ 向島一周
尾道から1つ目の向島に渡り、一周して戻るコース
⚫︎コース2:今治 ⇔ 大島
今治から1つ目の大島に渡り、戻るコース
(来島海峡大橋だけで往復9km)
気軽にしまなみ海道を楽しめて人気の2コース。橋の上り下り以外はアップダウンがあまりないので、走りやすいですよ!観光スポットを巡るというよりは、サイクリング中の景色をのんびり楽しみたい方におすすめ♡
30kmコース(3〜4時間+滞在時間)
サイクリング+観光を楽しみたい人におすすめな30kmコースです。
⚫︎尾道→向島→因島→生口島→尾道
尾道から生口島まで行き、フェリーで尾道に戻るコース(片道)
しまなみ海道ならではのグルメや絶景スポットもぜひ訪れてみてください♩
レンタルできる電動アシスト自転車のモデル例です。
50kmコース(4〜6時間)
この周遊コースは正確には「ゆめしま海道」という別ルートで、しまなみ街道では通らない瀬戸内の離島を4ヶ所巡ります。1つ目の弓削島も離島のため、因島からフェリーで渡るところからです。アクセスや距離的にも中級者向け!
⚫︎因島→弓削島→佐島→生名島→岩城島→生名島→因島
因島からフェリーで弓削島に渡り、4島を巡るコース
70kmコース(6〜10時間+滞在時間)
尾道⇔今治を端から端まで走る上級者向けの長距離コースです。70kmを走り終えた時の達成感はすごいでしょうね!途中の島に宿泊して数日間に分けてサイクリングする人も多いようです♩
⚫︎尾道→全6つの島→今治
⚫︎今治→全6つの島→尾道
しまなみ海道を網羅するコース(片道)
日帰りでおすすめしたいコースはコレ♡
日帰りで楽しめて且つ観光も満喫できるおすすめは尾道から生口島までの30kmコース(3〜4時間+滞在時間)です!サイクリング初心者にもチャレンジしやすく、達成感がありますよ〜!
⚫︎尾道→向島→因島→生口島→尾道
尾道から生口島まで行き、フェリーで尾道に戻る30kmコース(片道)
今回、私たちがご紹介するのも、コレ♩
尾道駅前にある尾道港から、観光スポットがたくさんあって目指すのにぴったりな生口島までの道のりです。終点の生口島・瀬戸田港に着いたら、帰りはフェリーで尾道まで戻るので力を出し切っちゃって大丈夫♡笑
- 6時間くらいあれば観光スポットを巡りつつ、しまなみサイクリングを満喫できる
- サイクリング初心者でも走りやすい平坦な道のり(橋に上がるとき以外)
- 片道サイクリングだからゴールまでのワクワク感が楽しめる!
尾道〜生口島サイクリングスタート!風景&スポット
サイクリングコースの風景と立ち寄りスポットをまとめました!参考までに、朝9時ごろ出発→帰りは15時ごろのフェリーで帰還しました。
尾道〜向島
尾道港レンタサイクルターミナルで自転車を借りたら、いざ!
※私たちは自前の電動アシスト自転車です
大人1名100円、自転車の持ち込みは+10円です。現金のみなので小銭の準備をしてくださいね。切符はなく、回収の指示があるタイミングで運賃を支払えばOK。時刻表はないですが10分に1本くらいの間隔で来るのでご安心を!
向島に着くと、早速ブルーラインが道路に引かれています。地図がなくても、サイクルルートを示すブルーラインを辿れば、しまなみ海道の推奨ルート(終着点は今治)を走れます。サイクリング初心者にも優しい!
ブルーラインの他に、しまなみ海道の道標になる看板があるのでそれも参考に!
※海沿いのルートを進むと赤い橋がありますが、それは岩小島という別の島に繋がる向島大橋なので、渡らないように!!もう少し進むと因島大橋が見えてきます。
約7km地点の向島休憩所です。そのまま自転車レーンを進むと(通行無料)車道の下を通る形で因島大橋を渡橋できます。ちなみに、他の橋は車と並走するように自転車レーンが設けられています。
尾道駅前の位置関係
サイクルターミナル、渡船乗り場、ONOMICHI U2
因島
尾道・しまなみに来たら誰もがおすすめしてくれるはっさく大福。一大名物です!めちゃくちゃ美味しいらしいのでぜひ行ったら食べてみてください!
⚫︎営業時間:8:30〜17:00
⚫︎休業日:月・火
⚫︎はっさく大福、みかん大福、ぶどう甘夏大福などなど。
⚫︎店内でいただくと、無料でコーヒー1杯もらえるらしい。見晴らしも◎
お店ははっさく屋で検索すれば出てきますが、因島に入って間もない場所にあります。白い恐竜の手前の道を右に曲がって急坂を上ると到着!
とある博覧会で展示されていたという白い恐竜「ザウルくん」のオブジェが因島に。理由は調べてもよく分かりませんでした。晴れた日には空に映えそう♩
因島は海沿いをぐるっと回るサイクリングルートです。平坦で走りやすい♩
右手に万田発酵の工場とショップが併設した複合施設が見えてきます。ここには、食事ができるカフェと子どもも楽しめる公園があります。事前予約で工場見学も受けてつけているそうです!
生口橋の手前には、サイクリスト御用達(?)のファミマが。サイクリスト向けの休憩スペース(テーブル・椅子)が設けられていて足を休めることができます。飲み物や軽食の補給ポイントにおすすめ!
生口橋に繋がる上り坂の途中にあった休憩広場で記念写真。これが本コース最後の坂道…!お疲れさま♡
因島スポットの位置関係
はっさく屋、HAKKOパーク、ファミマ
生口島〜尾道
ブルーライン沿いを進むと、道沿いに現れるジェラート店。だいぶ体力を使って疲れた頃に出会えるのでありがたい♡瀬戸内柑橘のフレーバーもあって美味しいですよ!とっても癒されます。
道なりに進むと見えてくるのが観光案内所です。レンタサイクルターミナルでレンタルしている方は、ここで返却しましょう!この後のスポットも瀬戸田港も徒歩圏内です。
ポン酢×レモンの出汁につけていただく「蛸しゃぶ」と「蛸天丼卵とじ」が名物。歯応えのある蛸が絶品♩
お昼時は混み合うので、早めにいくことをおすすめします!
生口島に来たら訪れたい絶景スポット。耕三寺の敷地内には、未来心の丘という大理石であしらわれた美しい白い庭園もあります。敷地が広いので、1時間くらい時間を取っておくと良いでしょう。
瀬戸田港に続くしおまち商店街には、昔ながらのお店が並びます。
おやつに『岡哲商店』でサクサク美味しいコロッケはいかが?
フェリー乗り場の目の前にあるSOILはカフェ兼ショップになっています。可愛いお土産をゲットするのはもちろん、雑誌を読みながらフェリーを待つの場所としても♩
私たちは、自前の自転車なので、フェリーに乗せて尾道に帰りました。1人1,300円+電動自転車600円を船内で支払います。
夕暮れ時が美しい複合施設U2でショッピング。ホテル、レストラン、パン屋さん、自転車屋さん、雑貨屋さんが入っているオシャレな建物です。
生口島スポットの位置関係
ドルチェ、ちどり、耕三寺、しおまち商店街
しまなみサイクリングの予算
しまなみサイクリングにかかる費用は、主に レンタサイクル料金、フェリー料金、食費、観光費(耕三寺など施設入館料が必要な場合)です。
レンタサイクルの相場・予約方法
お店によりばらつきありますが、レンタサイクルの相場は概ねこのくらいです!
1日あたり…
⚫︎クロスバイク:3,000〜4,000円
⚫︎電動アシスト自転車:4,000〜5,000円
⚫︎E-bike:7,000〜8,000円
⚫︎タンデム自転車(2人乗り):4,000〜5,000円
個人的には、初心者で30km以上の距離を走るなら電動アシストが無難かなと思います!(私たちは電動アシストにしたことで大きな苦労なく存分に楽しめました。笑)
例えば、各レンタサイクルターミナルで貸出を行う『しまなみジャパン』は、借りたターミナル以外への返却OKというシステムを取っています。貸出中の故障の際にも駆けつけてくれるので安心ですね♩
ゴールデンウィーク、お盆などの長期休みはサイクリングが賑わう時期なので、余裕を持って予約した方が良さそうです!
フェリー運賃
今回、尾道〜生口島30km片道コースで使うフェリー2航路について紹介します。
まずは、尾道から向島を結ぶ航路です。尾道から向島へは新尾道大橋が架かっているのですが、自転車歩行者道がありません。また、交通量も多いにも関わらず道路幅も狭いことから、渡船の利用が推奨されています!
- 自転車積込可
- 運賃:大人1名60円or100円、小人 30円or50円
- 自転車運賃:10円
- 支払い方法:切符なし。船内で現金回収。
- 時刻表:なし。およそ10分に1本の間隔で運行。
- 乗り場:駅前渡船(100円)、福本渡船(60円)、尾道渡船(100円)
尾道から生口島までのサイクリングで30km。生口島からはフェリーで帰還するのがおすすめです。フェリーの時間を事前に確認しておき、それに合わせて観光を楽しむと良いでしょう♡
- 自転車積込可
- 運賃:1,300円(地域住民 1,100円)、小人 650円
- 自転車運賃:500円(電動自転車600円)
- 支払い方法:船内で現金回収。
- 時刻表:こちら
- 尾道乗り場:尾道ウォーターフロントビル(尾道駅徒歩3分)
- 瀬戸田乗り場:瀬戸田ポートサービス
その他にも広島方面、愛媛方面からのさまざまなフェリー航路があります。他の航路詳細については、こちら。
しまなみ海道で気軽に自転車旅を楽しもう♡
初心者でも楽しめるしまなみサイクリングについてご紹介させていただきました!
- 初心者でも日帰りで楽しめるサイクリングコース(尾道発)
- 尾道〜生口島の風景写真
- おすすめグルメ、観光スポット
- しまなみ海道サイクリングの予算
私たちも長距離サイクリングが初めてでしたが、しまなみ海道は美しい景色と観光の両方が楽しめて、デビューにはもってこいのスポットだと思いました♡
全国からサイクリストが集まる気持ちが分かります♩
短いコースから長いコースまでいろんなレベルで楽しめるので、ぜひしまなみサイクリングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。最後までお読みいただきありがとうございました!
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